わがまま娘

謎解きはディナーのあとでのわがまま娘のレビュー・感想・評価

謎解きはディナーのあとで(2011年製作のドラマ)
4.2
9年前の放送当時、塾帰りにこれを観るのを楽しみにしていました!原作の小説を読み、映画も観ました。

9年ぶりに観た今も、(記憶が多少美化されていたものの)面白いと感じられました。当時は風祭警部大好きでした笑

色々とちぐはぐだけど、東川篤哉さんの常識的にありえない点を勢いでぶっちぎるコメディタッチなミステリが大好きです。アメコミの様な演出も軽快で好きです。

ガバガバな設定も多々ありますが、

風祭、麗子ら国立署が捜査
→屋敷に戻ってディナー
→事件について影山に話す
→影山が毒舌を吐き「謎解きはディナーの後で」
→影山が考察
→2人で現場検証

と毎話ストーリーの流れがシンプルなので混乱しづらく、視聴者にも推理の材料をほぼ全て提供してくれるので視聴者も推理したりと楽しみながら観られます。

影山と麗子お嬢様の関係にもドキドキしてたな〜…。

私がラグジュアリーな世界観が好み+北川景子さんが好き+サントラが好み+毎話のタイトル設定が好き の4点でかなり加点されているとは思います。

殺人の動機しょうもな〜!!!って毎回思うけども、最後に影山がお嬢様に言う言葉が結構響く。
長く一緒にいればいるほど、掛け替えのない人であればあるほど、素直に、面と向かって自分の気持ちをを伝えられなくなってしまうの、わかるなあ。

「申す」「ございます」あたりの敬語の使い方がおかしかったのが気になった。笑

窪田正孝がチョイ役で出ていてびっくり。

2020.7.30(DVD)