リップヴァンウィンクルの花嫁 serial editionのドラマ情報・感想・評価・動画配信

従順で純真な主人公。幅の狭い橋をふらふらしながら渡っているようで危なっかしいんだけど、それが彼女の自分を傷つけないための処世術だったのかもしれない。だけど周り(彼女の外側の世界)は容赦なく彼女を傷つけ、少しずつ彼女の殻は壊れ、目覚める度に強くなっていくような気がした。作中のモチーフが寓話を連想させ、毒や闇を孕んだ美しさがあるように思う。

映画版も気になる

映画版よりドラマ版の方が好き。主人公が変わっていく過程が丁寧に描かれていて説得力ある。

初めはなんとも言えない世界観にちょっとびっくりしましたが、途中から入り込み、最後が気になって一気に見てしまいました。

ドラマから先に見ました。MIU沼から綾野剛くんを欲して見たのですが、安室ハマり役。敵か味方かどっちなんだ、と身構えて見てたら違う方向に話は展開して終わりました笑
何でもライトに手に入る関係性から、短くても濃密なひと時を味わう対比とか、女の子同士が自然と手を繋ぐ距離感の近さとか、お城みたいなおうちとか、毒性生物をペットにするとか、地に足ついてないフワフワした感じが、初期の黒木華ちゃんの、時にイラっとするほどの純粋さにとてもマッチしていた。
しかし綾野剛は素敵だ。整った顔と言うには個性はちょっと強いけれど、声と身のこなしの軽さだけで何でも演じきってしまう。

魅惑の権化か綾野剛

どう見るのが正解か分からなくもあり、正解がないことが前提の世界観なのかなあ、ね

シュールやなぁ〜
と思いきやぐんぐんメルヘンというかパラレルワールドに引き込まれてくわ。
やっぱcoccoいいわぁ〜

記録

キャストは好きですが、世界観がちょっと苦手かも