このレビューはネタバレを含みます
板前→刑事→板前兼探偵、鴨川流。
調理場に立って仕事する姿はとてもさまになってて、前略おふくろ様の経験が生きてるなーって思うし、刑事役も、探偵役も経験済のショーケンだからこその、ピッタリな役です。
京都弁も、父親としての優しい笑顔も、とってもステキです✨
こいしちゃんとひろさん。
流さんと妙さん。
このなんとなく好き同士、っていう、なんとなくな関係も好きです。
流さんのお酒の飲み方とか、別れ際の｢ご安全に｣も好きです。
①母の肉じゃが
肉の入った肉じゃがと、肉の入っていない肉じゃが。
牛肉の大和煮。
すりおろした人参。
実母から義母へ受け継がれた肉じゃが。
｢刑事も板前も、人の命を預かって、地べた這いつくばってやる仕事｣
②別れた夫のとんかつ
ふぐ傳から、かつ傳へ。
新婚旅行で行った想い出の旅館。
初めて妻に誉めてもらったまかないのとんかつ。
相手の為を想って、あえて別れた夫婦の絆のお話。
③祖父と食べたナポリタン
祖父の口ぐせ。｢極楽。極楽｣
好きな歌は｢遠くへ行きたい｣
こいしちゃんの捜査。
伝承菊のビニールハウス。
白いくじら、は、水族館のジュゴン。
大きいにわとりさんが作る黄色いナポリタン。
④妻の鍋焼きうどん
元同僚の秀さん。
なみちゃんとの新生活。
想い出、っちゅうやっかいな調味料。
底に沈めてあったゆずの皮。
こいしちゃんのおじいちゃん、八十吉さん登場。
そして、横峰！！！
⑤おじいちゃんのハンバーグ
おじいちゃんの食堂のハンバーグが大好きな息子と、
混ぜ物をした肉が大嫌いな母親。
父親の反省と後悔と娘への愛情。
ちょいちょい顔出してくる、横峰！！！
⑥初恋のビーフシチュー
文通相手と５５年前に食べたビーフシチュー。
下鴨神社。
花はしぼみて露なお消えず。
あの時、ちゃんと最後まであの人の話を聞いていたら…
違う人生があったんじゃないかって…。
八十吉さん、捜査のヒントを話してくれてありがとう。
⑦父の海苔(のり)弁
ギャンブルさえしなければ、
とーってもいいお父さん。
完璧な人間なんていないよ。
おいしくて、滋養があって、腐りにくい、最高ののり弁。
流れ星が流れた時、胸に手をあてて願い事してた流さん、好きです。
八十吉さんとちゃんとふたりだけで、こいしちゃんと奥さんのこと、話せてよかったね。
もうっ！！横峰ひつこいねん！！！(笑)
過去のことを聞いても、お父さんのこと嫌いにならなかったよ。
私が金沢に行く時も、おにぎり作ってくれる？？
こいしちゃん！！！
このなんともいえない、京都らしいというか、ストレートには言わずに遠回しな言い方するところもこのドラマ全体を通して好きなところです。
⑧金曜日のチャーハン
すみれさんの演技、とってもステキでした。
こいしちゃんの同級生、モデルのはっちゃん。
顔をあげて、堂々と胸を張って生きなさい！！と、赤い服を着せてくれていたお母さん。
ピンク色のチャーハン。
はっちゃんも、こいしちゃんも、
大切なひととこれからもお幸せに🍀
天井に書いたおしながきは、
幸せの種を探すおしながき。
カサリンチュさんの｢風｣
とってもいい主題歌でした。
鴨川食堂、ありがとう☺️
