トキシック・マスキュリティが服を着て歩いているような男と善人であろうとするが全然ままならない男の共依存が招く機能不全な人間関係。ミソジニーとルッキズムに塗れたホモソーシャルの話。毎回クリフハンガーで観るのを止められなくなる。
シーズン6はクリスチャンとショーンのミッド・ライフ・クライシスがテーマ。わたしが一番最初にハマったライアン・マーフィー製作のドラマ。
伏線を回収する気も辻褄を合わせる気もないような雑な脚本ではあるけれど日本では放映もDVD発売も配信もなかった幻のシーズン6を10年越しくらいで観られてもうそれだけで満足。
しかし女の扱いやキャラ設定は酷かったな。巨乳で人の顔を殴って怪我させたり電話機を破壊する女とか出てきて。
特にキンバーの処遇はいくらなんでもあんまりだと思う。幸せになって欲しかった。