英国の政界史上かなりスキャンダラスな「ソープ事件」という実話に基づくドラマ。
最年少で自由党の党首となったジェレミー・ソープという実在の政治家が、かつての同性愛の恋人の存在を消す為、殺し屋まで雇い彼を亡き者にしようとした衝撃的なストーリーをコミカルに描いてます。
同性愛を違法だとして、法で取り締まろうとした所に歪みが出るのは当然よね、人の情愛は法でコントロールはできないでしょう。
政治家もある意味人気商売なのだから嘘はダメ、民衆が一番嫌いなのは嘘だからバレたら最悪。そして嘘はバレるもの。
ヒュー・グラントは口先の上手いこうゆう役が合ってるし、未練たっぷりに涙を溜めて訴えるチョット病んじゃった青年にベン・ウィショーはハマり役。
それにしても政治家同士でカミングアウトし合うシーン、ジメッとしていて何だかイギリスっぽい。笑
エンドロールで実際の写真流れます。
抹殺されそうになったあの青年はすっかりお爺ちゃんになってたけど健在で何よりです。
ウサちゃん!って呼ばれていた彼がお爺ちゃんになってもワンちゃん抱っこしてにこにこ笑ってるお顔は脳裏に刻まれました。😁