このレビューはネタバレを含みます
日本がどんな国だったのかは実際にはわからないけど、時代ものって現代よりずっとまっすぐで“眼”が強い。
謙虚な人ほど自信家なのかもしれない。
身近な人を助けていこうと決意する南方先生なわけだけど、わたしも身近な人から笑顔にしたいと思った。
生きた証が欲しくなるけど、そんなことはちっぽけであり、そんなちっぽけなところで生きていて、何をしたってちっぽけな出来事にしかならない。
でもそれは空しいことではなく、ただ“そういうこと”だということ。
だからといって何をしてもいいわけじゃなく、自分のものさしをどれだけ磨いて歩んでいくか。
錆びたら磨けばいい。汚い部分があった方が人間らしいかもしれない。
「先生はいつかわしらを忘れるざよ。けど悲しまんでいい。わしらはずっと先生と共におるぜよ。見えんでも聞こえんでもおるぜよ。いつの日も先生と共に。」
坂本龍馬のこの言葉の壮大さよ。
昔の人とも繋がって、一緒に生きてるって素敵。
わたしも自分の国を愛したいし、未来に繋げることをしたい。
パラレルワールドも体験したい。笑
南方先生が最後に江戸にいたのが1868年5月20日で、わたしの誕生日だったのもテンション上がりました。