すこ太郎

JIN -仁- 完結編のすこ太郎のネタバレレビュー・内容・結末

JIN -仁- 完結編(2011年製作のドラマ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

「JIN-仁-」 レビュー

タイムスリップの謎についての考察は、僕が考えているものは調べても一切出てこなかった。ネットに書かれている考えを読んでも本質的ではなく、見落としているものが多いと感じました。例えば、セリフに含まれている本当の意味、仁がなぜそのような行動を取ったのか、そして気持ちなどのセリフでは語られない大事なシーン、第一話〜最終回までの大事なポイントを繋げるために覚えておくべきシーンなどです。

私が考えるタイムスリップの謎について書きます。

まずミキについてです。

歴史の修正力により、仁を慕っていた咲ですら仁のことを思い出せかなったことや、仁が仲間たちと築き上げたものには、仁の存在が無かったものとなりました。

しかし、現代には結局ミキと同じ姿の人間が誕生していたこともまた歴史の修正力が働いていました。ここで分かるのは、歴史が変わっても、ミキと同じ姿形の人間が生まれるということです。これは歴史の修正力が働かない限り、DNA的に無理だからという根拠があるからです。

これにより、仁がタイムスリップしたとしても、最終的に歴史の修正力が働くとすれば仁が手術に失敗し、ミキが植物人間になることに帰結するのは明らかです。

ここで、タイムリップ前の仁と、タイムリップ後の仁を比較すると、江戸での出会い、経験、価値観、自信など、ぜんぜん違います。

最後は歴史の修正力が働き、新しい世界のミキに脳腫瘍が見つかります。前の世界で失敗した大手術です。そして新しい世界での仁は必ず成功させます。これは主人公補正という修正力です。でも最後のシーンを見るとそれが伝わります。

つまり、仁はこの最後の歴史の修正力に打ち勝つためにタイムスリップをしたのだと思います。

また、龍馬の意思が仁に宿ったカタチが胎児なのはわかるが、仁はもともとタイムスリップし歴史に関与する運命でもあったのだと思います。坂本龍馬は仁の隣にずっといると、最後言っていったが、これは龍馬が作った新しい世の中(医療費ゼロなど)に仁が生きているからだと思います。龍馬の意思は生き続けている世界を知って、仁は夕陽が見える病院の屋上から龍馬に語りかけていました。