GreenT

クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン13のGreenTのレビュー・感想・評価

3.5
Mr. スクラッチの罠にはまり、BAUメンバーを乗せたヴァンがひどい交通事故に遭うところでシーズン12は幕を閉じました!!

この事故でタラは昏睡状態、JJは頭に怪我、ロッシも重症で、スティーブン・ウォーカーは死亡、プレンティスが拉致され、スクラッチとマインドゲームを繰り広げます。

スティーブン・ウォーカーは、モーガンとホッチの後釜として、ルーク・アルヴァロスと共にBAUに新たに加わったキャラでしたが、バリトン・ボイスの落ち着いた雰囲気なんだけど、なんとなくウサン臭い感じがしていたので、このキャラを切ったのは私的には「正しいチョイス!」って感じでした。

しかしルークの方も今ひとつで、「モーガン・ロス」を埋めるキャラ探しに迷走していた『クリミナル・マインド』ですが、今シーズンからの新メンバー、マット・シモンズで『マッチョ・キャラ紛争』はとりあえず落ち着くのでは無いでしょうか!!スタイル抜群、韓国人とアメリカ人のハーフで男前で、韓流ファンからも視聴者をリクルートできそう!

マットは、クリミナル・マインドのスピンオフ『ビヨンド・ボーダーズ』打ち切りでヘッドハントされてきたようですが、その経緯がエピソードの中にも反映されています。

ストーリー内では、『ビヨンド・ボーダーズ』でマットが所属していたIRT (International Response Team) が解体されてしまい、マットは次の任務先が決まるのを待っているところだという話なのですが、シーズン中盤で、IRT を解体したリンダ・バーンズという、FBI のExecutive Assistat Directorが、今度はBAUを解体しようとして、JJにコンタクトをとってきます。

リンダ・バーンズは、以前にBAUにイチャモンつけてきたエリン・ストラウスというおばさんより若くて、ものすごくキッツーい女なのですが、Director に昇進するためにIRT やBAU を利用したり潰したりするヤツで、プレンティスをOPR (Office of Professional Responsibility) に左遷、ロッシを引退に追い込み、ペネロピも冴えない部署 (cyber crime) に異動され、リードはクアンティコの教授にされてしまいます。ここら辺の回は「BAU、ついに解散か!」とハラハラするのですが、プレンティスがOPRでパートナーにさせられる使えなさそうなおっさんとか、ロッシが引退して映画の脚本家として、セットでFBI コンサルタントをやってるシーンとか、結構笑えます。

プレンティスの左遷を受けてユニットチーフに就任するのがJJ なのも見逃せません!最初の頃はストレートの金髪で、マーメイドタイプのタイトスカート履いて広報担当だったJJも、今や経験を積んだプロファイラー。顔つきもキツくなったし、カッコも、黒いスキニーにブーツのようなワイルドな感じになってきました。あの可愛かったJJが臨時とはいえユニットチーフに就任し、リンダ・バーンズみたいな「ラスボス・ビャーッチ」に啖呵を切るところを見るのは感慨深い!!

成長したといえば、リードも、最初の頃は「社交性にかける本の虫」キャラで、銃の所持を許可する試験に落ち続けてモーガンにからかわれていたのに、今シーズンではちょび髭生やして、銃を構える姿もめちゃくちゃカッコよく成長したのですが、私はこれは喜んでいいのか良くわかりません。イケメンだけど冴えない「geeky」な「nurdy」なところがリードの好感度の高いところだったので、本当にカッコよくなっちゃうと、元がイケメンだけにユニークさがなくなっちゃうかなあ~と。

しかしストーリー内でもこの「イメチェン」についてはさりげなく語られていて、要するに前シーズンで刑務所に入れられたりなどの体験がリードを変えたのであり、本人にもエピソード内でそう言わせています。

リードはまた、その体験のせいでPTSS(最近は「PTSDとは言わない」とルークが説明していた)を疑われていて、保護観察下に置かれていたのですが、「100日働いたら30日休む」という条件付きで、BAU復帰を許可されます。

これは私の考えなのですが、リード役のマシュー・グレイ・ギュービュラーも10年以上『クリミナル・マインド』をやってきていますから、そろそろ他のことにもチャレンジしたい、先々どうしようかと考えたのではと思うのですよね。しかし、モーガンもホッチもいなくなってしまった今、リードが辞めるというのは番組的に不可能な話。なので、リードのBAU復帰は断続的な設定にして、マシューにとっては少しゆったりしたスケジュールになるように設定したのではないでしょうか。

マシュー・グレイ・ギュービュラーは、時々エピソードのディレクターをしたりと、制作側にも関わっているので、辞めることはないとは思うのですが、元々監督志望だったこともあるし、どこかのタイミングでリード役を降りて、100%制作に回りたいとか、個人の活動に力を入れたいとかいう希望はあるのではないでしょうか?

今シーズンは、最初の8話くらいまでは出ていたのですが、その後ほとんど任務には同行せず、30日間の休暇中にクアンティコで教鞭を取る姿も見られたりします!

シーズン12でも、モーガンが1話だけ友情出演的に戻ってきたりしているのですが、今シーズンも、ある事件でペネロピを励ますために出てきますので、モーガン・ロスに悩むファンの方は乞うご期待。また、ペネロピも、両親を殺した飲酒運転の犯人の、仮釈放に対する被害者の意見聴取に行くというエピソードがあり、18歳のペネロピが見られたりします。

最終回は、事件解決と思いきや、ペネロピを人質に取られ、犯人に銃を突きつけられたリードが危機一髪!というところで終わり、シーズン14続行は確定!という感じで終わりますが、Dr.リードのキャラが来シーズンで消えるのでは?!という懸念も残り、今後も目が離せません!!