テリーマザーファッカー虎

仮面ライダーWのテリーマザーファッカー虎のレビュー・感想・評価

仮面ライダーW(2009年製作のドラマ)
4.8
お祭り作品である『仮面ライダーディケイド』が終わり所謂平成二期と呼ばれるシリーズの第一作目が『仮面ライダーW』でした。
作品の方向性としては『仮面ライダー電王』のようにコメディタッチで進みつつしっかりとヒーローを描くという感じだったんですが本作が新たな仮面ライダーシリーズの始まりということもありスタッフ達が"仮面ライダー"を描くというのに凄く力を注いでるのが分かります。文字通り作中"仮面ライダー"という単語が数多く出てくるのもかなり印象的でした。
そんな新生仮面ライダーを作り出したのが脚本を担当した三条陸なんですか元々アニメ作品などを数多く手掛けていて特撮畑ではない人だったのですがアニメ作などで培ったキャラ萌え的な魅力を存分に発揮した脚本は役者陣のアンサンブルを極限まで引き出す素晴らしい脚本でした。これは後に三条陸が担当する『仮面ライダーフォーゼ』『仮面ライダードライブ』にも通じますね。
そんなキャラを演じる役者達も本当ベストキャストで仮面ライダーWに変身する初のダブル主人公左翔太郎、フィリップを演じた桐山漣、菅田将暉は本当ハマり役というか菅田将暉はよくここからあんな役者に育ったなと本当感心するくらいこれ以上ないキャスティングです。ヒロインの所長を演じる山本ひかるもライダーシリーズには今まで居なかったウザキャラも愛嬌たっぷりに演じていて素晴らしかったです。
お話は今までと同じく2話完結なんですが今回は探偵物ということもあり犯人を探すミステリー的な要素もあり非常に2話完結と相性がいい題材だったのも印象的でした。
ライダーデザインも1号ライダーを彷彿とさせるシンプルなデザインで痺れますし挿入歌を含めた音楽も本当に素晴らしい。
改めて今後のライダーシリーズの指標となった傑作だと思います。