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コブラ会 シーズン2のとぽとぽのレビュー・感想・評価

コブラ会 シーズン2(2019年製作のドラマ)
4.0
やはり脚本の良さ。ドラマだからこそ描ける丹念な感情の流れがキャラクターに深みをもたらすし、それは各々の決断や関係性の微妙な変化にも大いに活かされている。だからキャラクターが展開に踊らされるご都合主義な記号でなく、しっかりと各人顔が見えて生き生きとしている。葛藤、変化も加速も自然体、間の悪さも王道。中年の危機やティーンの鬱屈・閉塞感/退屈そして過ち、ここにはしっかりと揺れがある。親は子の過ちを正すことができるのか。コブラ会 vs ミヤギ道、因縁の対決。
クリーズめ!あいつのせいで胃がキリキリする。あの減らず口野郎の絵に描いたようなナード枠ディミトリはマジでムカつくし、見事に神経に障ってくるけど、それだけキャラクター立っているということで。前シーズンのダニエルがミゲルだったのに対し、今回はこいつかとも思ったし、実際少し似た図式にもなるけど、そう単純でもない。あと前から少し思っていたけどダニエル娘サムの早とちりとかもムカつく。だってシーズン1の最初からあんな格好良くもないアジア男のクズさに気づけなかったし、トリーは先に一戦した後なのにドヤ顔捨て台詞だし。デートじゃない。マーマレードボーイでロミオとジュリエット?親父たちはお互いから学べると思うんだ、そんなこと言ってたロビーがまさか…選手生命に関わるわよモノだ。ダニエルすごい所から髪分けているけど、もしかして頭…?





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