藍沢

白い春の藍沢のネタバレレビュー・内容・結末

白い春(2009年製作のドラマ)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

19/6/27
いくら愛していた人のためだとしても誰かを殺すのは許されない。誰も幸せにならず、人を殺す苦しみは一生続く。拭いきれない後悔。
自分の人生の9年と、愛していた人の命が儚く散ってしまった苦しみ。

大きなキリンを描いてあげるシーンのTシャツと髪飾りが黄色なのが好き🦒
阿部寛が作ったお粥食べたいし、絶交だもん!って言って困らせたい。

春男が青色が好きって言ったから最後お墓に置く犬の折り紙も青色にしたり、お墓の場所が分からなくて右往左往してた春男と下総食堂が分からなくて右往左往してたさちちゃんが重なったり、小さな伏線回収が好き。

人を殺すし、自分の足を撃つし、見舞金はまりこちゃんに渡らないし、愛していた人は死ぬし、死に目に会えないし、友達に裏切られるし、お父さんだよとは言えないし、触れてあげることはできないし、復讐で殺されちゃうし、一貫して救いようがなさすぎてびっくりした。
まりこちゃんと天国で美味しいものお腹いっぱい食べていてほしい。
藍沢

藍沢