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ぼくの妹のgonzaのレビュー・感想・評価

ぼくの妹(2009年製作のドラマ)
4.5
オダギリジョー×長澤まさみの『ぼくの妹』。

観ようと思ったキッカケが、千原ジュニア出演中のトーク番組『にけつッ!!』より。
やたらとドラマの裏話が聞けたので、聞いてるうちに面白そうだなぁ、と。
もともとリアルタイムで見逃してて、気になってたドラマだしね。

最初は兄妹ののほほんとした絆の物語かな~と思ってたけど、
意外や意外、サスペンスな要素もあり~ので、
登場人物の隠された過去などかなり見所満載なドラマでした!

特に千原ジュニアの存在が、ドラマの激辛スパイスになってるのは間違いない。(笑)
芝居は決して巧い方じゃないんだけど、
存在とか空気でなんか引き込まれるんだよ。

最終回観終わって思った。
兄・盟の「人生とは旅だ」の台詞を聞いて、ああなるほどなと納得。
このドラマ自体、二人の兄妹の人生の一部を切り取った物語だったんだ、と。

だから、ハッピーエンドというにはあまりにも中途半端に感じた。
そりゃそうだよ。だってまだ途中だもんな~。

登場人物はみんな迷っていた。
仕事に、恋に、人生に。
でも「迷ったっていいんだ」って観終わった後に思える。

答えを出すことそのものが大事なんじゃなくて、
答えを出すために人に頼り、悩み、苦悩して、
それでも前に進みたいと願い生きる事の方が、よっぽど大事なんだと。

でもやっぱ颯と九鬼は最後はくっついて欲しかったなぁ。

それだけが残念。

ま、兄妹の物語だからしゃーないっちゃ、しゃーないよね。

すっげーいいドラマでした♪
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