雨音

ヴォイス~命なき者の声~の雨音のネタバレレビュー・内容・結末

ヴォイス~命なき者の声~(2009年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます


第4話 ヴォイス・命なき者の声
「解剖台の上の親友」


亮介の親友、富士夫役の圭さん。
そう…解剖台の上の親友役。
という事は、初めから死後の姿で現れる悲しい役。
しかも部屋に薬物が残っていた為、薬物疑惑を訴える人も…

解剖台の上で横たわる富士夫くんの姿は痛々しい。
解剖台に寝かされる役、他のドラマでもあったよね(みんなに囲まれて裸を見つめられるのってどんな気持ちなんだろう。)

亮介を演じる生田斗真くんとはプライベートも仲良しということから…2人の回想シーンにはホッコリする✨

教えてもらった情報だけれど、親友の富士夫役は圭さんが良いと斗真君も思っていて、配役が決まった時には、喜んで圭さんに電話をしてきたとか(胸熱エピソード。こういうの好き。)

2人がブランコに乗っているシーン。
足が長くてブランコを絶対こげないような体勢になっている姿が良い。

2人のナチュラルな会話。
富士夫くんの笑顔は儚くて、消えてしまいそうな透明感がある。

バイクで2人乗りの卒業旅行。
2人の歌声が可愛くて楽しそうで仲の良さが伝わる。
焚き火をしながら将来のことを語るシーンでは、気が弱そうで優しく、でも芯がしっかしている富士夫くんの人となりが短いシーンに凝縮されている。

だからこそ、彼が死んだ理由を聞いて胸が苦しくなる。
どうしても譲れないプライドを守るために…
富士夫が、最後に見た写真は亮介だった。

男らしくて、プライド持って、最後まで生きた富士夫くんの最後の手紙。
もうここで涙腺崩壊です。
回想シーンが霞んで見えません。

若き圭さんは、こういう儚い役どころがよく似合う。
出番は少ないけれど僅かな出演シーンで、物凄くいい演技をするので、余韻の中で彼の人となりが膨らんで「いい奴だったのになぁ〜」って泣けてくる。

こういう脳裏に焼きつく演技が圭さんのオファーが途切れない理由なのかもしれない。

だって…短いシーンの中の表情で富士夫くんの全てが伝わるんだもん。
だから泣けるんだもん。
本当にいい奴だったんだもん。

涙活にはもってこいのドラマです。