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エージェント・オブ・シールド ファイナル・シーズンのTrainのレビュー・感想・評価

4.3
MCU最長ドラマが遂に完結ということでファンとしては感慨深い気持ちで一杯なのだが、それと反対に最終シーズンにして若干やらかしてる感を感じている。タイムトラベルが主題ということだけど今までにも地球が死んでる未来に不本意ながらも飛ばされたり、仲間を救う為過去にも飛んだりしてたから特段新鮮味は無い。前半のやってることは『エンドゲーム』と何ら変わらないし。まだそれだけならいいのだが問題は話として要らない要素やわざとらしい展開が多いことだ。マックの両親やヨーヨーの力が戻る行、メイの新能力、デイジーの隠された姉。それらは後の話で一応機能してるけどもっとスマートにできなかったのかなとは思う。

しかし、やっぱりファンとしては「楽しかった」という感想が一番強く残る。特にシーズン2で打ち切られた『エージェント・カーター』のダニエル・スーザの再登場は嬉しかった。事前情報なしに見たから出てきた時は思わず腰を抜かした。それも一話限りではなくメインキャラとして最終回までいてくれたのだから制作陣には感謝しかない。エージェント・カーターのS2のラストでペギーと恋人関係になったことを匂わせてたけど、エンドゲームで見た感じずっとは続かなかった様子。一体どう別れたのか気になる。まあ、強い女性に惹かれやすいんですよね。分かりますよ、私も。

なんだかんだ言ってエンディングは最高の出来でコールソンやデイジー達と別れるのが寂しい。コールソンに関しては映画で過去編を描くなら登場チャンスはまだあると思うけど他のメンバーは可能性が限りなく低い。さらに『ワンダヴィジョン』見てたらシールドの代わりにSWORDとかいう組織できてるし。違いがよく分からんが。

取り敢えず、今までありがとう。お前ら、幸せになれよ(涙

追記
村治学さん、渋谷はるかさん、沢海陽子さん、その他の吹き替えの皆さん。7年間お疲れ様でした。
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