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デアデビル シーズン1のdowaikiは家にいるのレビュー・感想・評価

デアデビル シーズン1(2015年製作のドラマ)
3.0
〜DD倒錯ビギンズ〜

デアデビルのシリーズおもろいらしいで。どこからか聞こえてきた。ベン・アフレック主演の映画版は観てて(完全に忘れてるけども)わりと好きだったし、最近シリーズものから遠ざかってる事もあって、よっしゃいっちょ行ったろかと現在シーズン3途中。

wikipediaより"2018年11月に打ち切りが発表された"
おいー。先に言えよ。お先真っ暗やないか。

位置付けとしてはビギンズ。おなじみのコスチューム着るところまでいかない。そう今は我慢の時…とはいいつつも主演のチャーリー・コックスが全然イケてないのがきつい…のに60分13話フルにある。長い…くじけそうになった俺を助けたのはロザリオ・ドーソン看護婦とヴィンセント・ドノフリオのまんまキングピン顔面だった。

チタウリ星人襲来をアベンジャーズが迎え撃った(ハルクがロキをしばきまくったアレ)後の荒れたニューヨークはヘルズ・キッチン地区が舞台らしい。って設定がこじつけに思えるほどにスーパーな奴らは出てこない。ちょっとだけ能力を持った人間同士の争いをあくまでも人間社会の中で成り立たせようとするこだわりの世界観を感じる。
デアデビル=弁護士マット・マードックはイケてないし悩むし女性へのアプローチが気持ち悪いしハゲかけてるのに性欲強いしわがままでエゴ全開で人間として歪んでるのにそれに気づかないまま周りに迷惑しかかけないし。
欠陥だらけの人間が「正義」を盾にして欲望のままに暴れる様、さらにはその自称正義さえ仮面で隠して陶酔に浸るナルシズム。こいつ居ても居なくても世界は変わらない。吐くほど気持ち悪い人間が主人公である。
この事に気付いてからわりと面白くなってきた。

シーズン2に続く。