Ash国立ホラー大学院三年

デアデビル シーズン1のAsh国立ホラー大学院三年のレビュー・感想・評価

デアデビル シーズン1(2015年製作のドラマ)
4.2
【その男、死角(視覚)なし!】

''映画はMARVEL、ドラマはDC''というプロパガンダを信じ込みMARVELドラマを避けていた。だが、今作によりその幻想は打ち砕かれたのかもしれない。敢えて言わせて貰おう、MARVELは映画もドラマも最高だ、と。

DCドラマはフラッシュとアローをチェック済だが、どちらも半分以上のエピソードでしょぼ目の敵をちまちまと倒していくだけの手抜き脚本。派手な特殊能力で間を持たせてはいるが、ヒーローの動機付けや戦闘も微妙で所々詰めが甘い。DC映画と違って全体的に軽いノリでティーン向けと言った感じだ。
MARVELドラマはその真逆で、ヒーローの特殊能力は地味だが脚本や演出は一級品。映画よりも低予算にならざるを得ないが、そんなTVドラマならではの魅せ方をしっかりと分析して描けている。ティーン向けの安い反応を期待せず、明確な意志を持ってして名作に仕上げようとするMARVELの態度にDCは敗北した。

ヴィラン達がしっかり作り込まれている。ただのヒーローの嚙ませ犬としてではなく、血の通う1人の人間として描いているのでリアル感が半端ない。創作の映像作品の範疇を超え、まるでドキュメンタリーのよう。彼らの心の機微に胸が締め付けられる思いだ。

ヤクザのボス(ノブ)の日本語が発音悪過ぎて一部理解不能。「日本人なら日本語分かるだろ」とばかりに字幕もつかないし、マジで勘弁して欲しい。デアデビルの師匠の拙い日本語の方がまだ聞き取りやすいんだよな。アメリカに住む日本人なんていくらでもいるんだしなぜソイツらを使わないw
あとフィスクの中国語も恐らく適当発音&字幕無しだろうから中国人が観たら意味不明だろうな。


「私の経験上、ヒーローはいない。悪人も。目的が違うだけ」