ハートブレイカー

マーベル/ジェシカ・ジョーンズ シーズン2のハートブレイカーのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シーズン1より面白さがUPした。

ジェシカの内面や過去、エイリアス探偵事務所の由来などが掘り下げられていて楽しめた。


どんどんトリッシュが狂っていってしまうが、原作コミックでは『ヘルキャット』というスーパーヒーローになる。
ちなみに、トリッシュは『パッツィー』の愛称で幼い頃から母親にプライベートを切り売りさせられていた設定だが、原作コミックにおいて、これはとても面白い成り立ちがあるので記述しておく。

1939年に創業した『タイムリー・コミックス社』が1957年に『MARVELコミック社』に社名変更をした。
タイムリー・コミック社時代に、ティーン向けに出していたコメディ漫画の主人公だったパッツィー・ウォーカーだが、後にファンタスティック・フォーのリードとスーザンの結婚式にカメオ出演した時に初めてスーパーヒーローコミックの登場を果たした。

その後、(後付け設定だが)母親がタイムリー・コミック社にパッツィーの黒歴史であるプライベートを描いた漫画を出していたという設定になった。
ドラマ版においてこの母娘にわだかまりがあるのはこの設定の引用である。