骨法十か条

マーベル/ジェシカ・ジョーンズ シーズン1の骨法十か条のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 常人より少し力持ちの探偵が、自分のことをストーキングする男と戦う話。

 スーパーヒーローものではなくて、スーパーヒーローになるまでの話が描かれていて主人公は力持ちではあるけど、特に強いというわけでもないのがヒーローものとして面白かったです。前半は探偵の主人公が依頼を受けて仕事をしていく。その中で【アベンジャーズ】が戦ったせいで家族を失った依頼人が出てきたりして、他の作品とクロスオーバーしているのも世界観に深みがあって楽しく見ることができました。最終話には【デアデビル】に出てきた看護士さんも出てきたり。

 話が特に面白くなるのはカタキ役のキルグレイブという男が登場してからで、彼は他人を何でも思い通りに動かすことができるというスゴ技の持ち主で、主人公の気持ちを何とか自分のものにしたいとストーカーとして動き回って、その能力と気持ち悪さの面白さで主人公より彼のほうが魅力的に感じてしまいました。

 主人公の親友のDJやヒーローのルーク・ケイジにヤク中の男がしだいに主人公の助手になっていく成長だったりカタキ役に操られていたけど、カタキ役を殺そうとしだいに危ない道にハマっていく警官だったりとドラマらしいキャラクターの背景が深く描かれるのもよかったです。

 ただ決着の仕方がなかなかあっけなくて、あれだったらもっと早くやっつけることができたのではないかと思ってしまう肩透かし感でした。

 とはいえ、他のマーベル作品のドラマも見たくなるシリーズでした。