Ail

マーベル/ジェシカ・ジョーンズ シーズン1のAilのレビュー・感想・評価

4.8
やっと視聴完了。
…なんと書いたらよいか。
起きてることはおぞましすぎるんだけど、ストーリーとしては本当に面白かった。

まず毎回のようにハラハラさせられる脚本。伏線もあり、ほとんど違和感もなくちゃんと進んでいくし、絶望ありまくり、でも微かな希望もあり。終盤での意外な事実に燃える。

もちろん話を最も面白くしてるのはクセのある登場人物たち。
最高に感じ悪くも美しくかっこいいジェシカや、芯の強い親友トリシュ、権謀術数主義的な弁護士のホガースなどの強い女性たち。(と、数人の男性、いい奴。←適当)
そしてそれ以上にやばいのが、私史上最悪なヴィラン、キルグレイヴ。
そんな能力あったらやっぱりそういうことに使っちゃいますよねー…とは思うものの、やりすぎでこいつ、まじ、やばい。(語彙力。)

本人が一切登場しないのに、その恐ろしさを見せつけてくる序盤のこの演出、いいよね。笑

もうね…ジェシカやホープ、ロビンのことを思うと本当にいたたまれない。(あ、ルークもね。)
全体を通して重苦しくはあるものの、だんだんと見入ってしまうのは人間の性なのか。
「(実際は起こり得ないけれど)本当にあったら耐えられない話」は、ドラマとしては観たいし面白いのである。人が死んだり傷ついてるのに悪趣味な!って感じだけど 笑

デアデビもそうだったからこれはネトフリマーベル作品特有なのかな、不明点が多くも説明がほぼなく、だけど映像を見ていけばだんだんわかってくる、という感じが好き。
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