今までここまで異色なマーベルキャラクターがいただろうか。
全てにおいてアンユージュアルで、引き込まれた。
粗野で簡単には心を開かず、大酒飲みで口も悪い。しかし義理人情には厚く、ピュアなところもあるのがいい味出してる。
悪役キルグレイブも気持ち悪いサイコ野郎だが、ただのサイコとしてではなくしっかりとキャラクターを掘り下げていてドラマとしての良さを実感する。
中盤には敵対するもの同士の共同生活という奇妙な展開もある。
特殊能力を持っているキャラクターも数人登場するが、あくまでもそれ以外の設定は現実味を重視しているようで、それもまたいい。
地に足がついているが、それでいて人物描写に優れたドラマ。シーズン3での打ち切りは「デアデビル」もそうだが、許し難い。ディズニーよ、どうにかしてくれ。