こり

ラスト・フレンズのこりのネタバレレビュー・内容・結末

ラスト・フレンズ(2008年製作のドラマ)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

見入っちゃうドラマだった。必ず良いところで次回に進むから途中で離脱出来なかった。あと、見せ方が上手いから毎回こっちが緊張してしょうがなかった。特に、タケルと美知瑠が宗佑から逃げ回るところ。心臓に悪い。マグマカップの演出も良かった。瑠可とタケルの出会いもマグカップだし、シェアハウス出て行くときもマグカップ見せてたし、家族の象徴みたいな感じで扱われていて素敵だった。

皆んな良い演技で良かった。今だったら豪華すぎてなかなか揃わない。ダントツで凄いのは錦戸。普通に錦戸恐怖症になってしまうほどDVが様になってて凄かった(錦戸には申し訳ないけど)。美知瑠のDV男に引っかかるどうしようもないやつから、お母さんになる成長ぶり。瑠可の美知瑠へのずっと変わらない愛。タケルの優しさ。エリとおぐりんwの面白さ。皆んなキャラがよすぎた。

このドラマから人生の多様性を学んだ。シャアハウスはもちろん、血の繋がらない家族、性同一性障害、DV。色々な形があって良いんだなって思った。社会問題を上手く取り入れていて面白いし学ばされる所もあって本当に凄いドラマだった。

ただ特別編はもう少し皆んなの今を見せて欲しかったなって思った。思ったより総集編で少しがっかり。

飽きる事なく面白いドラマ。大袈裟だけど死ぬまでに観られて良かった。
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