nok

ラスト・フレンズのnokのレビュー・感想・評価

ラスト・フレンズ(2008年製作のドラマ)
4.4
主題歌
宇多田ヒカルのPrisoner of love
かなり考えさせられる歌詞だと思う
ドラマとも凄く内容と一致してるところがあってドラマだけで深く理解できなくてもこの曲を聴いてるとなるほどと思うところもあったし色んな技術を使って心情を表してる凄い曲だと思う…
曲名のPrisoner of loveは愛の囚人 という意味 愛に執着を感じさせる歌詞がダラダラと伝わってくる
こんな考えさせられてるのに、宇多田ヒカルはファミレスで3、4時間でかいたのは何とも言えない

錦戸亮が錦戸亮じゃなくてDVするミチルの彼氏でしかなかった。錦戸亮を感じさせない演技が凄いと思ったが、上野樹里も同じように役の人間を成り立たせられる女優だなと思った。
映画『陽だまりの彼女』で見た上野樹里とは違いすぎて、10年前とはいえ何も気にしなければ気付けなかった。

そういうキャストのおかげでドラマを楽しく見ることができたと思う

10年も前のドラマなのに、今だから知られてる言葉とか今だから理解されつつあることとか時代を先取りしてると思う

だから、現代の私は性同一障害と聞いても何も感じなくはないけど、そんなに気にすることなのかな、気にする性格なだけなのかな、とか考えたけど誰に話しても理解され難い事だったんだと考えた

ドラマが長いし感想をまとめるの苦手だから色々伝えようとすると長くなるけど、とりあえず個人的に好きなシーンは

おぐりんがエリーに空港で「あなたのことが忘れられませんでした」と伝えてたところ。あんな大声で言われたら恥ずかしいけどあんな嬉しい言葉はない…
ただのモブじゃなかったカッコいいぞおぐりん

ソウスケにDVを受けて外にも出れないミチルはどんどん腐っていってるのがよく分かった。ほんとに腐っていたし話しても何も通じなそうだった、心に傷を負うとあんなにも脆くなるのかと怖くなった。
ソウスケも誰が何を言ってもミチルを自分の側に置いておくことしか考えていなくて、そういう人の考え方を理解できないけどドラマを通して見てソウスケの考え方とか視界とか、殴りたくて殴ってるんじゃなくて、殴るにも辛い思いが有って殴ってしまうんだよ…ってミチルが言っててなるほどと思った。

最後のほう、ミチルの荷物をまとめたから鍵を渡しに僕の家に来てくれと言われソウスケの家に行ったミチルは鍵を返して荷物を持って帰ろうとしたけど、やっぱり引き止められてそうでもしないと君は来てくれないじゃないかってソウスケは言うけど、当たり前だろって思う反面
なんか心が締め付けられた、目から汗が出るとこだった
今まで余裕ぶってたソウスケだけど
そうでもしないと君は来てくれない
いつもそう思って色んな事を色んな人を傷つけながらミチルを手に入れるのに必死だったと思うと、手を出す最低な奴だけど理解してあげたかった。

みんなが傷ついてすれ違って伝えたくても伝えられなくて簡単には理解できなくて辛かった。