つめけん

仮面ライダーカブトのつめけんのレビュー・感想・評価

仮面ライダーカブト(2006年製作のドラマ)
2.6
「終わらない闇の中進んでいく 戦うため」

最高の食材を最低の料理人が調理したみたいな作品。

最初の方はそこそこ面白い。ライダーもかっこいいしアクションもすごい。加賀美弟の回は必見。

でも終盤がマジでつまらない。つまらないと言うか、意味がわからない。子供向けですらない。

途中でヤケクソになったとしか思えない話運び。当初はどうする予定だったのか知りたい。そもそも予定なんてなかったのかな?

50話もある連続ドラマで終盤をつまらなくするって逆に難しいというか、普通に作ってたら終盤は多少なりとも面白くなるもんだと思うんだけど、この作品は見事なまでの右肩下がりを見せてくれる。長い仮面ライダーの歴史の中でもここまで盛り上がらない終盤はあまり見ない。

ライダーもアクションも役者も設定も良かったと思うんスけどね…話が本当の本当にウンチでね…。勿体無い。

ダークカブトとかいう仮面ライダー史に残る可哀想な人、目も当てられない。何のために生まれてきたんだコイツ。

風間大介だけは好き。良いキャラだし、本筋に絡まないから相対的に魅力的に見える。

ライダーだとパンチホッパーが好きかな。色が良いよね。パンチが必殺技のキャラ好きなのよ。影山は好きじゃない。
つめけん

つめけん