へんりー

ウルトラマンメビウスのへんりーのレビュー・感想・評価

ウルトラマンメビウス(2006年製作のドラマ)
3.5
文句はたくさんあるよ。変な言葉("GIG!"など)、平田弥里の演技、五十嵐隼士の髪型、ウルトラマン80の生徒たちが別の俳優であること、モロボシ・ダンの“カウボーイ”っぽい襟巻きは実際にアラブのクーフィーヤでテロリズムのシンボルであること(何を考えたよ本当に)、篠田三郎が登場しないこと・・・
でも、「コスモス」のつまらなさ、「Dark Fantasy」の完全なる酷さ、「ネクサス」のアンビシャスな中途半端さと「マックス」のめちゃくちゃなコンセプトなしさ(結局スコアーは一緒にしたけど)の後の作品としてはやっぱり成功だ。せめてほとんど楽しかったよ。

僕には00年代ほどのダサい時代がない。スタイルが嫌い、ファッションが嫌い、人のメンタリティーが嫌い。だからその事実を無視しないといけないと思うけど、やっぱり無理かな。客観的な見方だけど「セブン」、「タロウ」、「ガイア」には比べられない。どれほど「記念作品」にしても2006年くさい。
でもよくやった。素敵なエピソードもある、「エースの願い」とか!清水紘治が異次元人ヤプール!ぬおおおお!!
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