こり

のだめカンタービレのこりのレビュー・感想・評価

のだめカンタービレ(2006年製作のドラマ)
4.7
ギャグシーン、演奏シーン、シリアスシーン、どこを取ってものだめらしさ全開。まさにのだめだからこそできるのだめブランド。そしてそれらのシーンが丁度良く混ざり合っているから見易いし、ちゃんと感動シーンで感動できる。

千秋ものだめも過去のトラウマがそれぞれあってそこから抜け出せず。でも互いに出会って互いに惹かれあってトラウマを乗り越えるっていうのが若いからこそできる事よね。まさに青春。オケもまたその青春が詰まっていたな。最終回で理事長の「毎年山のように音大生が卒業するけど、楽団は限りがある。だからこそ彼らが奏でる音楽は今しか出せないもの」みたいな言葉がまさにその学生オケの魅力を表している。その言葉を得ての最後のR☆Sオケのシーンは鳥肌ものの感動になる。演出含めあのシーンは伝説もの。曲も第七で、Sオケがやっていた魅せ方をまたやっているのがさらに感動をそそる。

またここからSP、映画2作と展開が続くなんて幸せか...。ずっと見ていられる作品であり、何度見ても飽きない作品とはまさにこの事。
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