怒髪猫なんじゃった

Dr.コトー診療所の怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

Dr.コトー診療所(2003年製作のドラマ)
4.0
📺再放送で何度も鑑賞していますが第1話から全話観た事がありませんでした。


原作は私の出身と同じ岐阜県(岐阜市)生まれの山田貴敏のコミックです・・原作本も数冊読んではいますが全作ではありません。

ストーリーがとても好い・・面白い‼︎

エンディングの曲が中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」好い曲だったなぁ〜


#01
青い海と夕景・・素晴らしい映像から始まります。

ひ弱な若手医師五島役の吉岡秀隆がぴったりのはまり役です・・真面目な嘘の無い人間五島の離島医師物語。

早速、漁師の息子剛洋の腹膜炎を起す急性虫垂炎を海上の漁船の中で手術してしまいます。

#02
今回は村の産婆つる子の動脈りゅうを緊急手術しなくてはならなくなる・・AB型の血液を必死で調達するの五島医師。

果たして村の協力者は現れるのか?・・感動ストーリーです。

#03
今回は妊娠中毒症の母子を救うべき全力を尽くす感動ストーリーです。

ふと思ったのですが・・数ある医療ドラマの中ではこの作品は最高傑作かもしれない。

#04
島に代議士の芦田がやって来る・・秘書はこの島の出身者、そして時同じくして代議士の娘ゆきが五島医師を訪ねてやって来る。
島の将来と島の現況が交差する今迄と違うストーリー構成だ。
今回と次回を併せてのストーリー構成のようだ。

#05
前回の後編ストーリーです。
村で演説中に倒れた芦田代議士は娘で医師のゆきの策略で診療所で当分入院する事になる・・早合点から自分の病気を不治の病と勘違いする。

村の将来はどうなるのか?

#06
今回は島の居酒屋の茉莉子の実の息子が島へやって来る・・離れ離れの母子のストーリーです。

息子役は神木隆之助です・・現在も一線で活躍中です。

一方漁師を父に持つ息子剛洋役の富岡涼は現在ではタレント名鑑から削除されている
・・年月、月日は流れ残酷な現在がある。

#07
今回は母と子の物語です。

やっぱり母は偉大です!

子供が一番大好きなのは母親なんです。
母親が一番大切にしたいものは子供なんです。
そこには父親は入り込めない‼︎
「おかぁさ〜ん」・・あかん!涙が出ちゃう。

#08
病気を治して感謝される医師は多いが・・病気を治せなかった医師で感謝される医師は多くはいないだろう‼︎

人間医師・・コトーDr

#09
五島医師の過去が少し解り始める・・何故?離島の医師になったのか⁉︎

五島医師を追い詰める週刊誌記者・・しかし島で崖崩れの事故に遭ってしまう。
同じく事故に出くわした島の子供たち‼︎

子供を救うのか?・・
記者を救うのか?・・
どちらも救うべく五島医師は手術室に向かう‼︎

#10
二人の手術を成功させた五島医師だったが、子供の手術を後回しにした事の不信感が村を覆う。
記者からも妹を見殺しにしたと責められる。
村人からは島を出て行ってくれと言われてしまう。

島を離れる五島医師・・もう戻れないのか⁉︎

#11 (最終話)
外科部長に請われ元の大学病院で難しいオペに臨む五島医師・・其処には五島を憎む嘗ての研修医がいた。

手術は無事成功するも政治絡みの手術でもあり功績は外科部長に・・何処までも人の良い五島医師。


コトーD rの帰る処は大学病院じゃない‼︎・・あの志木那島・・五島医師の帰りを信じて胃の痛みに耐え待つベッド上の役場の星野、その娘で看護師の彩佳、診療所の和田・・そして島の子供たち・・そして島の皆んながコトーD rを待っている。