パンダのみみ

白夜行のパンダのみみのレビュー・感想・評価

白夜行(2006年製作のドラマ)
4.5
役者さんたちの本気を見せつけられた。
こんな救われないドラマ久々。
東野圭吾さま、、尊尊
脚本家様、演者様、スタッフの皆さま本当に原作ありきの物語をドラマにする器量が素晴らしい。
ドラマでもこれぐらい本気出さないと。

ずっと2人を追い回す武田さんに途中までうんざりしてたけど後半、ほとんど笹垣と亮司と雪穂の3人の関係性に泣かされた。

「あん時、捕まえてやれんでごめん」
この言葉が全てだろう。それぞれの境遇から幼かった2人のあの選択を責めることのできる大人はきっといない。だからこそあの時止まっていれば本当の意味で太陽の下を一緒に歩けたかもしれない。幼かった2人を誰かが止めなければいけなかった。
「大人が気づいてあげなくちゃいけなかった」
子供にお互いのために他人のふりをするなんてことさせてはいけない。
そして渡部篤郎さんの
「だから誰にも言わなかったじゃん〜〜」
死ぬ間際にこの台詞はずるい!!泣泣

運命なんて言葉好きじゃないけどけどあの幼い少年少女の出会いは本当に運命だった。誰もが羨む運命の出会いだった。

1話の冒頭が最終回のラストシーンというのはよくある演出だけどやはり2人の物語をなにも知らずに観るのと知ってから観るのとでは湧いてくる感情が違いすぎる。当たり前に他の人間の物語を知るってことはこういうことなんだと思った。