daisy

白夜行のdaisyのレビュー・感想・評価

白夜行(2006年製作のドラマ)
5.0
これは…!日本ドラマの最高傑作に値するドラマに出会ってしまった気がする!!!原作が日本を代表するミステリー作家東野圭吾さんなだけある。精密に作られたストーリーにただただ唖然。毎話毎話引き付けられ、胸を締め付けられるドラマがあって目が離せない。

被害者の息子と加害者の娘。暗闇に包まれた世界で2人が唯一望んだことは事件の事項まで真実を隠し続け、そして太陽の下を手を繋いで歩くことだった。そのたった一つの願いを叶えるために繰り広げられる事件と重くなる罪。切ない&やるせないのオンパレード。

ドラマの雰囲気は重いけど見始めたらその世界観に引き込まれること間違いなし。主演2人の演技力も素晴らしかった。並行してセカチューも観てるけど綾瀬はるかと山田孝之の俳優としての素晴らしさが両ドラマから感じられる。対極にあるドラマでどちらの役もハマり役なのが凄い。2000年代初期はひょっとして日本ドラマ黄金期?っていうくらい名作揃いだな〜!

脚本、キャスト、音楽、題材。要素の一つ一つに凝ったドラマでした。チープに感じられるドラマが最近多い中で一昔前の凝ったドラマを見ると作品としての出来に感動する。素晴らしかったです。
daisy

daisy