きき

ピクニックatハンギングロックのききのレビュー・感想・評価

2.7
『エレメンタリー』『GOT』のナタリー・ドーマーが主演ということと、全6話と短いシリーズなので鑑賞。

1900年、オーストラリアのある女学校でピクニック中に生徒三名と教師一名の、計四名が失踪する。
警察や先住民を含む大人数で捜索するも見つからない。
一体何処へ行ったのか。自主的に消えたのか、はたまた連れ去られたのか。事件なのか、事故なのか。
一方、学校自体にも不穏な空気が漂う。
イギリスから来た未亡人であるミステリアスな校長が何かを隠しているのか。

というお話。
この校長役がナタリー・ドーマー。
まぁいつにも増してキッツいお顔してるんだけど、なんだか憎めないんだよねぇ。
典型的な美人ではないと思うけど、お目々が大きくて、少し上向きな鼻とツンとした唇、小動物みたいで意地悪そうな顔が可愛らしくも見える。
何か隠してそうな役がハマることなんのって‪ꔛ‬𖤐*

ミステリーに分類されるだろうドラマだけど、映画版があるの知らなかったなぁ。
でも、結末を知ったらそっちも観たい、とは言えないかも。笑

一言で表すなら、ミステリアスな世界。

登場人物たちもみんな何かを秘めてるんだけど、明確にそれが分かるのは何人かだけで、あとは想像にお任せしますって言われてる感じ。
ヒントを小出しにしては、全貌を見せるのを躊躇って躊躇って、結局誤魔化されたような。

それをミステリアス、という一言で片付けるには些か強引ではあるけど、それを上回る衣装の可愛さとシーンの美しさ。
とにかくカメラワークと音に拘っていて、ハイセンス( ˘ω˘ )

決して万人受けする作品ではないけど、上記の内容が好きな方ならハマる作品かなぁ。
確か作品紹介に、ソフィア・コッポラのような作品、みたいなこと書いてあって、衣装やセットなんかは『ヴァージン・スーサイズ』と『ビガイルド』を足して二で割ったような感じかな、内容といい。

疾走する三人の一人アーマ役が『Ready or Not』に主演してるサマラ・ウィーヴィング、ちょっと意地悪そうな顔が可愛かった〜!
あとミランダ役のリリー・サリバンもめちゃくちゃ可愛いし、マリオン役のマドリン・マッデンも美人だったし、フランス人教師役のローラ・ベッシース?がめちゃくちゃ可愛かったなぁ…!
もうとにかく目の保養!!それだけは保証する…⁽⁽( ˊᵕˋ )⁾⁾!!!
きき

きき