Blu-rayに買い替え再鑑賞
プレミア付きすぎて偉い金額だったけど、保存する価値しかないフジテレビ制作ドラマの最高傑作なので悔いはない。
映画版も含め全て鑑賞済みだが、やはり最高傑作すぎる。
前作で潜水士訓練課程を卒業後、1年間現場での実務をこなし、潜水士として最前線で活躍する主人公「仙崎」の更なる成長物語と恋愛、海保としての苦難や葛藤を濃密に描き、映像作品としてのスケールの水準を圧倒的に上回る上質なドラマだ。
巡視船ながれに配属されたことにより、海保としての仕事がどれだけ過酷なものなのかを描きつつも、恋愛パートではただの胸キュンとして描くのではなく、常に危険と隣り合わせの人といる覚悟と葛藤、信じる気持ちや信じる力、そして失って気付く「生命」について。
また、救出作戦や警備活動の緊張感や緊迫感はドラマでは味わえない濃密なものになっている。
特に俺が愛着あるのが、仲村トオル演じる池澤だ。
日頃から無愛想であるが、パートが進むにつれて深まる絆や奥さんの出産を控えると冷静さを失い戸惑う姿やカタカナの名前をバカにされた時の反応とか、クスッと笑える要素もある。
残念な結末になるが、海猿の物語において池澤というキャラクターは唯一無二の人物だ。
そしてサントラ、どのサントラも最高のものばかりで、アクションシーンでは緊迫感が半端じゃない。
もう語り尽くせないほど、最高な要素が減り込まれている!
そして、これを見ることに明日も強く生きる希望を与えてくれる!