あなのあん

宇宙を駆けるよだかのあなのあんのネタバレレビュー・内容・結末

宇宙を駆けるよだか(2018年製作のドラマ)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

清原果耶と富田望生の演技が素晴らしかった。あれ演技派じゃないとできないよね。けど落ちがちょっと弱かったなあ。
結局綺麗に生まれて幸せに育ち、一瞬真逆の人生を歩むことになったとはいえ最終的に元に戻る人が言うことは綺麗事じゃんっていう反論に打ち勝つ強さはなかった気がする。
あと私があゆみだったら一度も入れ替わりに気づいてくれなかった母親をあんなふうに愛せる自信がない……。然子母が然子inあゆみにひと目で気づいているからなおさら比べて責めてしまうと思う。
もう一つ、「入れ替わりは元には戻れない」設定、意味あった……?シャッフルならOKっていうのもちょっと解決法としては納得感が薄いし、それならもとに戻れる設定で然子を説得するので充分だったのでは?
などなどストーリーや設定に思うところはあったけど、メッセージ性は強めで、だけど押し付けがましくはなく、役者陣の演技力は最高だったので、結果的にはいいドラマだったなー。
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