ねまる

刑事ヴァランダー シーズン1のねまるのレビュー・感想・評価

3.4
重め、渋め、暗めなタイプの刑事ドラマ。

主演はシェイクスピア俳優、ケネスブラナー。
ケネスの役はシェイクスピアに限らず、"キャラクター"が際立っている役が多くて(ハリーポッターのロックハートとかね)
でも、この作品のクルトはどこにでもいそうな人間の一人だった。

普通の人間の細やかな表情の変化がすごく良かった。

そして、何が良かったって、
1話の最後、クルトがお父さんのアトリエで
「もうできない」と泣くところ。
事件が終わってからここまで我慢して、
不仲だったりもしたけど、父の前で弱さを見せるから。

いかにも真面目で堅苦しそうな刑事が
こんな風に泣いているなんて…
あぁ、良い。

平和で安全な国のイメージのあるスウェーデンだからこそ、
刑事ドラマを通して闇が垣間見られて面白い。