真田ピロシキ

ウォーキング・デッドの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

ウォーキング・デッド(2010年製作のドラマ)
4.0
この頃は面白かった。凄いドラマが出てきたもんだと。ゾンビになった妻をどうしても撃てない1話の葛藤からして鳥肌。まだワルっぽかったダリル、すでに完成された良い奴グレン、ジョン・バーンサルをスターダムに押し上げたシェーンと粒揃いのキャラクター。主人公もヒーローだった。野垂れ死に寸前の所に救いの手を差し伸べてきたコミュニティを「お前らは甘ちゃんだから駄目だ!」と恫喝するような現実に屈したクソ野朗じゃなかった。新シーズンで降板するらしいけどそりゃそうだろうよとしか。コイツに耐えきれなくてドラマから脱落したもんな。ガバナー辺りで終われていればきっと素晴らしいドラマだったのだろう。視聴率が取れてる限りダラダラ続けるアメドラ構造の犠牲者。ゾンビのように滅するまでいつまでも歩き続ける。