あれから半年…。移動しつつも、リックたちは厳しい冬を越えた。
そんな中、ダリルと散策をするリックは、ウォーカーで溢れてはいるが、退治すればなんとかなる刑務所を見つける。そこは、土地も広く、頑丈なフェンスで全体が囲われており、ある意味安全地帯だった。
そして、リックたちはそこを拠点とするが、農場で迷ったアンドレアはウォーカーを連れた謎の女性ミショーンと行動を共にしていたのだった…。
早いものでシーズン3。
全く飽きることなく順調にここまでやってきた。今回は、今まで以上に人間の醜さが露呈される。ウォーカーの存在はもちろん重要なのだが、総督ことガバナーの存在が本当に脅威。カリスマ性はあるものの、荒廃したこの世では、ウォーカーよりも圧倒的に怖い。
本当に怖いのは人間だと教えてくれるのは、ゾンビ映画などの鉄板常識なところはあるが、それがあからさまに分かる。なぜならば、このシーズンはほとんど人同士の戦争だから。
ただ、新しい仲間に新しい生命も授かり、ガバナーの存在も相まってストーリーは面白くなっていくばかり。メルルはやっぱりいいやつだった。別れも言わずにあの行動に走るんだから、本当にかっこいい。ヨンドゥと似たようなラストで、なんだか感動してしまった。
