April01

ウォーキング・デッド7のApril01のレビュー・感想・評価

ウォーキング・デッド7(2016年製作のドラマ)
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記録
ここまでのシリーズで1番ヤバいのきちゃったよ!!!って感じ😱

エイブラハムは、ロジータとの別れ方が酷すぎて、もう少し大人のセリフを言えないかな、とちょっと好きになれないキャラだったから、ごめんなさい。
地球上にお前しか女がいないと思ったから、お前とくっついだけど実際はそうじゃなかった(サシャが現れたので)云々言う捨て台詞は、マズイ😦
別れる時(もしくは別れた後)に相手を傷つけることをわざわざ言う奴は、相手を不幸にした分、お返しくるよ!という持論がある。

昔、ブラッド・ピットが別れたジェニファーについて、退屈だったと発言したことがあって、ジェニファーが謝罪を要求したことあったけど、あれはホント酷かった。当時はアンジーとラブラブでね。巡り巡るので言動には気を付けた方がいい。

エイブラハムはセクハラぽいところが生理的にちょっと受け付けなくて。妊娠してるマギーを指さして、自分とああいうことできるか?とサシャに聞く場面があるんだけど、うぇ~、その聞き方はキモイですね~😨
サシャも、あなたも出来るの?とか言って微笑あうとこ、そういうの見たくないので結構です!って感じ。

グレンは、以前のエピで、ダメなように見せて復活してきた経緯があるから、あそこまで徹底的に見せられてしまうと、もう打ちのめされてしまう。
特に好きなキャラというわけでもなく、正論組というくくりで見てたんだけど、悲惨すぎて胸が苦しくなる。
マギーに呼びかける言葉が、“Maggie, I’ll Find You”なので、あの場面で何を思ってその言葉になったのか考えてしまう。
この言葉を発する時点ですでに脳にダメージ受けてるから、冷静な思考はできてなくて、薄れる意識の中で、いつもマギーを探していたという強い記憶があり、その思い入れが言葉として反射的に出てきた感じかな。
グロ展開に肝を冷やしながら、一方で愛の切なさを描くという、物凄い強烈な場面。

その一方で何も知らずにお馬さんパカパカしてるモーガンってやっぱどこか外してきてる😅

最初のエピで、これ以上ないくらい残酷なものを見せつけられて、もうムリムリ勘弁!って思ってたのに、さらに畳みかけるように、ダリルの惨めな屈辱的な姿を見せられて、心情的に我慢の限界に近い、ある意味こちらが拷問を受けているような、見ながら胸が苦しすぎて非常に辛い時間の繰り返し。
特にアレクサンドリアに囚人姿でニーガンの手下として来る場面は見るのが辛すぎる。

ヒルトップにメンバーが集まる場面は感動的。
サシャとロジータが女同士の確執を超えて頷くところも。
なんと言ってもダリル!逃げてこれたよー!
ジーザスがなんとタイミングよく現れることかと思ったけど。

バラバラだったコミュニティが連携始める予感にワクワクする。

終盤については、1人で乗り込むと決めたのはサシャだし、予測できた事態なので、むしろそうすべき!という冷たい視線があり想定の範囲内。
いざ、その行為を取る時の恐怖と葛藤と逡巡の心理を時間を費やして上手く描いている。
弱虫ユージーン、口だけユージーンの作った薬がこんな風に役立つという、彼の役回りにもしっかり意味を持たせているところも上手い。

特にサシャとマギーが並んで腰掛けて見つめ合うシーンは何度も出てきてたので、こう繋がるのか、と気づいてシミジミと涙が😢
グレンがリックを助けるとこから始まった、というマギーの独白も泣ける😭

ドラマ「24」で大好きになり、本作ではヒルトップのグレゴリー役のザンダー・バークレーさん、本当に演技が上手い!
強気に出たり弱気に出たり、複雑な心情を多彩な表現で体現している。出演者大勢いるから、中にはこの演技はちょっと・・・と思ってしまう俳優さんも時にはいる中、ザンダー・バークレーさんの演技は格上すぎて、失礼ながら、勿体ない!とさえ感じてしまう。

このシーズンは、ニーガンのせいで😰全エピに緊張感が張り巡らされ、ダレるエピもなく、無駄なく高いテンションをキープした素晴らしい仕上がり。
その分、見るの辛くてしんどかった~、わりには結構サクサク見続けて、あっという間に見終えたかな。
April01

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