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ウォーキング・デッド8のKentaのレビュー・感想・評価

ウォーキング・デッド8(2017年製作のドラマ)
4.6
救世主にやられてばかりのリックらだったが、彼らも反撃を始める。アレクサンドリア 、王国、ヒルトップは連合軍してチームを組み、聖域へと攻撃を仕掛ける。
徹底された作戦で救世主を追い詰める連合軍。ウォーカーを利用し、救世主を追い詰め投降させようと考えていたリックだったが、すべてはそう上手くいくわけにもいかず…。
やられっぱなしのアレクサンドリア 、王国、ヒルトップだったが、確実に手を取り合って団結し、連合軍となった彼らは、救世主との全面戦争を終結できるのか…!?

待ちに待った連合軍の反撃。
開始早々、彼らの反撃がいきなり始まる。陰鬱としていたS7に比べ、明るい展開が始まったため、とても嬉しかった。やられっぱなしのリックらは見ていて気分が悪い。勇しく反撃をする姿を見る日を待っていた。

崩れていくニーガンの独裁。
救世主の人員はもちろん人間。そのため、みんながみんなニーガンに従うわけではない。リックが正しいと思ってる人も中にはいる。一番のいい例はドワイトだろう。彼は正直最悪なやつだが、彼がいなければこの一転した展開にはなっていなかっただろう。敵ながらS8のMVPだと思う。

仲間、ニーガンに宛てられた手紙。
今シーズンの大きな展開としてこの展開があるだろう。ネタバレになるため、詳しくは言わないが、ここで手紙が配られる。この手紙がリック、ニーガンを動かす何かになったのは確かだった。手紙を出した者は和解を望んだ。こんなにも殺し合っているのに。そして、こんな中でも人を助けた。荒廃した世界でも、人としての信念を曲げないその気持ちも相まり、ラストには涙が流れた。

全面戦争もついに終わったわけだが、どうやらまだ続くらしい。ニーガンに決着をつけ、救世主はもう終わりを遂げたが、今後どう展開していくのか気になる。ここで終わってもよかったけど、続くからには面白くあってほしい。救世主の展開が始まる前に、こまめに伏線が張られていたが、ここいらのシーズンでも今後に続く伏線が張られてるのだろうか。
今シーズンに関しては、若干マンネリしたものの見応えはあったため、好きなシーズンだった。最終話の展開もアツかったし。ニーガンが人気なわけも分かる。
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