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ウォーキング・デッド シーズン11のmocaのレビュー・感想・評価

4.0
ウォーキングデッドがついに終わりを迎えました。
2010年から始まり約12年という長い期間このドラマを見続けてきました。
長い間、スタッフの方やキャストの皆さんお疲れ様でした。
本当に大好きなドラマでした。
評価スコアは全シーズン通しての個人的総評です。
1から6シーズンは個人的に特に好きでゾンビとの戦いや敵のグループなど常に新鮮さがあり面白かったですが、それ以降はキャストの降板などが重なり脚本の魅力も薄れ、苦行とも言える退屈なシーズンが長く続きました。
退屈なものが続いた原因の一つもキャラの心理描写が雑になっていった点もあると思います。
今シーズンのマギーにもいまひとつ感情移入するところがなく他の誰に感情移入することもなく、誰に視点を置いて見ていいのか分からずスリルというものがなくなっていった。
こんな感じで最後を迎えるのかとても落胆していましたが、最後の2話に全てを詰め込んできましたね。
人間関係のしがらみだけでなく、スリルのあるウォーカーとの戦いや、登場人物の今まで溜め込んでいた心の葛藤を吐露する場面が描かれており涙なしでは観ることができませんでした。
ウォーキングデッドの面白さはこういうものだと思い出させてくれる最終話で個人的には大変満足のできるものでした。

しばらく映画化される話があり楽しみにしていましたが、計画は頓挫したようです。
その代わりに来年アメリカ放送予定の新しいスピンオフが始まるので楽しみにしています。
スピンオフとは言えない、ある意味メインのスピンオフが始まります。

そのスピンオフについての予想と、ネタバレありの話になるので、本作とスピンオフのワールドビヨンドを観ていない方は以下を読まないで下さい。
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本作の最後のシーンに待望のリック登場でかなり興奮しました。
リックは共同体の上着を着て一生懸命逃げようとしていましたが、やはりワールドビヨンドでの匂わせ通り、ジェイディスがリックを共同体に連れて行き、ジェイディスのいるフィラデルフィアにいるみたいですね。
本家シーズン10でミショーンが見つけたスマホを最終話のリックが持っていて同じ船に乗り込もうとしています。

時間経過については、
シーズン9でリックがいなくなってからタイムジャンプ6年。
シーズン11の最終話でタイムジャンプ1年。
見逃していたら申し訳ないですが、リックがいなくなってから最低でも8〜9年本家は時間経過してます。
もしリックとミショーンのスピンオフでリックがいなくなってからの出来事を描く内容なら、ミショーンとリックが仮に出会えたとしても失踪してから約7年後以降。
探しに行ったダリルと再開できたとして失踪から約8〜9年後以降。
ワールドビヨンドはリック失踪後のタイムラインなので、向こうのキャストも出演したりする可能性もあるかもしれません。
フィアーに関しては本家とビヨンドより数年前の話なのでフィアーがタイムジャンプしない限りクロスオーバーは厳しそう。
とりあえず新スピンオフ楽しみにしてます。
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