好きと言っていいでしょう

ラストクリスマスの好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

ラストクリスマス(2004年製作のドラマ)
3.9
月9のラブストーリー復活というテーマがある作品だそうですが、ロンバケやビューティーフルライフ、そしてその年のプライドなど色々なドラマの要素が混ざっているように感じました。音楽を全曲有名な洋楽にするとこは、プライドに似てる気がしました。最後のクランクアップで、スタッフの人の服にブルースコーピオンズと書いていたので、あながち間違ってないかもしれません。

織田裕二の作品は今まで見たことがなかったので今回が初めてでした。矢田亜希子はいつも清純なキャラが多いですが、今回は元ヤンキーだけど今は清純ぶっているというキャラなので、素の矢田亜希子に近いかもしれません。

玉木宏は安定のかっこよさですが、意外にも織田裕二と矢田亜希子の恋愛に絡んではきませんでした。片瀬奈々に対して一途を貫いていました。

伊原剛志はずっとダジャレを言っていて、お疲れーライスやお疲れーうどんなど、終盤はもう耳が慣れて心地よく聞こえてました。

10話目で矢田亜希子の病気がいよいよやばくなって、最終話で死んだと思っていたら、めちゃくちゃピンピンしていてびっくりしましたが、まぁハッピーエンドになったのでオールオッケーといったところでしょうか。

思っていたより胸キュンは少なかったです。
しかしワムの名曲ラスト・クリスマスが使われたり、そのラストが最期のクリスマスを意味するものだったという解釈になっているのは良かったです。