次郎

SHERLOCK/シャーロックの次郎のレビュー・感想・評価

SHERLOCK/シャーロック(2010年製作のドラマ)
3.8
最近妻が事ある度に「SHERLOCKはいいぞ」「シャーロックはいいぞ」と囁いてくるシャーロックおじさん(メス)と化していたので鑑賞。21世紀を舞台にスマホを用いるシャーロックとブログをしたためるワトソン君と現代的にアップデートされた作風は映像の構図やカットがとにかくオシャレで、ベネディクト・カンバーバッチが最高にカンバーバッている感含め完成度が非常に高く、これは人気が出るのも納得。それにしてもワトソン君との関係がBLというか夫婦感あり過ぎというか、モリアーティの造形含め明らかにその筋狙い…と思ったらお兄ちゃん役兼脚本家のマーク・ゲイティスがばっちり同性愛をカミングアウトしているのね。個人的には振り回されている感を醸しつつ、実は誰より危険を欲しているワトソン君の性格に面白さを感じた。
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