ワイカ

SHERLOCK/シャーロックのワイカのネタバレレビュー・内容・結末

SHERLOCK/シャーロック(2010年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

 今までなんとなく敬遠してたけど、他に見るものがないので遅ればせながら鑑賞。ここにシーズン1〜4の感想をまとめて書くと…(かなりネタバレしてるのでこれから観る方は要注意です)











 個人的には、面白かったは面白かったけど評判ほどではなかった。いろいろこねくり回し過ぎて逆につまらなくなってしまった回もあった。

 シーズン1と2と、3の最初にシャーロックが生きてた理由を種明かしするまでは、それなりに楽しめた。でもどっかの回で、飛行機の乗客全員が死人だった話はよく分からなかったし、他にも設定に無理を感じる回がいくつかあった。3の後半と4は、ドラマを続けるために無理やり作った感じがして正直ダレた。

 モリアーティはあれだけ存在感があったのだから、途中で殺さず、最後まで宿敵としてちゃんと扱ってほしかった。

 シーズン3の悪役の新聞社経営者も、なんだか凄い人っぽかったのに、あんなにあっさり死んじゃったのは肩透かし。しかもシャーロックが殺しちゃうとか、その時点で探偵ものとしてアウトでしょ。

 シーズン4の最終回も、あの凄そうな妹がシャーロックたちを罠に賭けた理由がしょぼ過ぎて萎えた。このシーズン4は、いろいろこねくり回し過ぎの印象を受けた。

 ワトソンの嫁のメアリーも、あんなに重要な役なら、あんなシワシワな人でなく、もっと若くてきれいな女優を使えばいいのにと思った。見た目がおばちゃん過ぎて、元諜報員らしいキレを感じなかった。

 …などと悪口ばかりでしたが、ベネディクト・カンバーバッチはさすがだし、マーティン・フリーマンも(この人でモテモテ設定は違和感あったけど)もいい感じだった。マイクロフトの存在も英国っぽくて良かった。あの警部はキャラが平凡過ぎだったけど、いい人で好印象だった。英国ドラマらしい一筋縄でいかない感じも嫌いではなかったです。


 追記)ちなみにあの下宿の221Bは、実際に撮影に使われた場所はベイカーストリートでなくユーストン辺りにあるそうです。いまベイカーストリートにある221Bは観光客向けの博物館になってますが、ドラマとは別の場所です。

 さらに追記)ユーストンの建物行きました。一階のカフェは今もあって、店内に撮影時の写真がたくさん貼られてました。食べ物はロンドン中心部としては手頃な感じでしたが、食べなかったので味はわかりません。
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