シーズン2はそれぞれのエピソードがボヘミアの醜聞、バスカヴィル家の犬、最後の事件を元にしているんですけれども何と言っても白眉はボヘミアの醜聞を元にしたベルグレービアの醜聞ですね。
原作でも忘れがたい存在感を残した、アイリーンアドラーを非常に大胆なアレンジを加えて描きなおしたことでとても印象に残るエピソードになっていますね。童貞だということが発覚したシャーロックがリア充爆発しろ！との如く持ち前の観察力、推理力を活かして、周囲の人々の恋愛関係をぶち壊して行く様はもはや見ていて爽快ですらありますね。
最後の事件に向かって段々と物語が収束していく構造なのでシーズン1よりも勢いがついてスピーディーな展開の印象。最大の敵であるモリアーティーとの戦いを終え、シーズン3はどんな展開をみせてくれるのか楽しみだ。
