このレビューはネタバレを含みます
月日が経って観返せば観返すほど、
涙の数が増えていく。
結末を知っているだけに幸せそうなシーンには胸が痛むし、
病状がどんどん悪化して衰弱していく亜紀はとても痛々しくて。
病室のビニール越しのキスシーンなんて咽び泣いてしまった。
亜紀の遺灰を撒くために来たウルル。
風が吹いて遺灰が舞うのを思わずサクが握って離さないようにしてしまったシーン。
その後のモノローグは思い出すだけで泣けてしまう。
「温度もない、重さもない、吹けば飛ぶような白い粉。
それが亜紀だった。」
「僕の好きな人だった。」
どうしようもなく泣きたいときにこのドラマに助けてもらいます。
そしてまた素直な気持ちに立ち返るのです。