はる

武蔵 MUSASHIのはるのネタバレレビュー・内容・結末

武蔵 MUSASHI(2003年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

2003年 NHK大河ドラマ「武蔵」
武蔵は海老蔵さん(その頃は7代目市川新之助)

キャスティングみた時からピッタリやん!!!と喜んでいたのです

フィクションであり史実に基づいてはいるもの、違う解釈や演出なども興味深く
武蔵の史実を調べたり
あらためて大河も観たいなと思ったら

……この大河、

かなりの問題作でDVD化されておらずお蔵入りらしい。

ヒロインのレイプシーンや濡れ場、虐殺シー、虐殺シーンなど、激しい描写で問題視されたり
訴えられたり争ったり、、あらゆるトラブルがあった様子。

そもそも
大河「武蔵」をずっとみてなくて、ちょっとしか観てなかったので
あらためて全て通して観たかったのに…残念すぎます

たまたま観たのが、最高のシーンでした

武蔵の幼なじみで親友の、本位田又八役に堤真一さん。
その母役に中村玉緒さん。

又八は、頼りなく、武蔵にコンプレックスを抱いています
母は、又八を溺愛し、それゆえ武蔵に冷たい態度をとります

又八が、その母を背負って歩いている時
母が死んだことに気づいた又八は

「ばばあ、死んじまったか~」と
笑って歩き続けるのです

その涙一滴も流さない笑顔になんともいえない哀しみが溢れていて…
素晴らしいんです、堤真一さん。

随分前に、一度観たっきりなので記憶が正しいかどうかは微妙ではありますが

泣かずに泣かせる
コレ最高。
はる

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