じゅんふう

TRICK2のじゅんふうのネタバレレビュー・内容・結末

TRICK2(2002年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

1期よりも更に勢いを増しておもしろくなる第二期。
テンプレートが決まってしっかりと話の流れができたからかもしれません。
仲間由紀恵さんの綺麗さにも磨きがかかり、
今回に至っては衣装が超かわいい!!

凸凹バディー感も更に出てたけどお互いの息がぴったりなところとか表面ではけなし合いながらも心の中では信頼しているところとか、ふたりともお互いがいると安心しているかのような振る舞いで観ていてこちらも安心する。

話の流れとしては上田教授が書いた「どんと来い超常現象」とテレビ出演による世間への露出で向こうから超常現象絡みの謎がやってくるという無理矢理感も齟齬もない完璧なパターンで導入からすでに惹きつけられる。

各話感想。
episode1、六墓村。渡辺いっけい。ドラマで言葉のトリック。くだらなくもあり盲点をつかれる面白い話。
episode2、かならず当たる占い師。山田と上田が結構追い詰められる。伊藤俊人さん、この作品出た年に亡くなったのか…。平凡な顔なのにすごく印象に残る。
episode3、サイ・トレイラー。佐野史郎。頭のいい不気味な狂人を無表情で演じるのがうますぎる。なんだがもやっとしてしまうラスト。
episode4、天罰をくだす子。ハリーポッター。
いままでの中で一番記憶に残り、一番後味悪い話だった…。
種明かしはすごく単純だし、わりと予想した範囲内で終わるのだけど、
最後の子役の子の演技とそこからのエンディングのイントロが流れ出す絶妙な心苦しさと不穏さ。
本人も母親も、力があると自らに思い込ませていたかのようなやるせなさがすごく印象的な話。
矢部もそうだけど、上田教授が山田を突き放しているようで裏で心配している不器用ながらも愛情が垣間見えるという点でも大好き。

episode5 妖術使いの森、椎名桔平。

観てよかった〜〜と思うと同時にいろいろと関係性や不気味なところを掘り下げたいという気持ちになってくる良い作品。衣装や二人の距離感も含め1期より好きかも。
次見るときはカットされた部分を含め観てみたい。

さて、次は3期。ゴールデン…。
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