上海十月

葵 徳川三代の上海十月のレビュー・感想・評価

葵 徳川三代(2000年製作のドラマ)
4.0
ジェームス三木の脚本の秀逸さが出た作品ですね。音楽が趣味に合わないですね。ピアノで。内容が若干コメディ調なんで合わない感じがするんですけど。大坂夏の陣までは、かなり面白い。敵がいなくなった途端トーンダウン。西田敏行と岩下志麻の夫婦漫才でつなぐ。家光と樹木希林あたりになると大きな事件もないのでダイジェスト版に突入。主役は、初代と三代間に挟まれた秀忠の苦悩の物語だった。解説する水戸光圀(中村梅雀)が秀逸。クドカンは、この方式すれば乗り切れたんじゃないかなぁ。徳川体制の基本は秀忠で徹底的に反抗しないようにしたのは家光だったとようやくわかった。全編子作りの話が多くて女性には受けないなぁと。
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