これはあっちこっちで配信されてるんだけど、観始めてもいつも途中でそのサブスクを解約しちゃってたから、なかなか最後まで観れなかったんですよね。なんだかんだで、それぞれ違うサブスクで3回くらいに分けて、この全20話の連ドラを、ホームドラマの群像劇を、やっと観終わりました。まさに（途中までは）名作でした。
3作ある応答せよシリーズの中でも1番古い時代を描いてますけど、この劇中に登場する子供たちはだいたいわたしと同世代なんですけど、５組の家族が描かれる中で1番貧乏な家は例の半地下に住んでいて、まだ洗濯板で洗濯してたり、食器類の洗い物をしゃがんで洗ってたりという生活なんですよ。他にも80年代を舞台にした韓国ドラマで洗濯板を使っているのを観たことあるけど、それだけ貧富の差が激しいということなんでしょうか。そういうとこが日本の80年代と大きく違いますよね。
なんで途中まで名作なのかというと終盤になるとダラダラしはじめるんですよね。違う俳優が演じる現在のシーンとかも観ていてイライラしたし😂
それまでは本当に名作ドラマと言えるレベル。といっても時代背景のせいか野暮ったさが全編にあふれている感じの作風。それから1番大事なのはコメディがちゃんと笑えるというところ。【 特にラ・ミランのダンスシーン🤣 】毎回毎回笑わせてくれるというのはほんとに貴重です。抱腹絶倒コメディと謳っておきながらまったく笑えないのがいっぱいあるからね😠
近所に住んでいるその５組の家族や高校生の子供たちを、たぶん韓国の80年代ネタを盛り込んで描いてるんだと思うけど（よくわからないネタもいっぱいある）、子供たちの関係性がこのドラマの核になっていて夢があるんですよね。見ていて、あ〜、楽しそうって思うんです。また、その親たちも仲良くて、親どうしのやり取りにも毎回笑わせられます。韓国ドラマはドロドロ系の作品が多いけど、今作はその対極にあるような善意や優しさがあふれていている世界観でした。
そして何よりキャスティングが神レベル！今どきの美男美女がほとんど出てないんだけど、まあ、イケメンと言えるのはパク・ボゴムくらいかな？ あとは5人の子供たちとその他に兄弟、姉妹もそれぞれいたりして、みんな本当にその町に住んでそうな子たちばかり集まってるような感じで、よくこれだけの個性をを集められたなあという印象があります。しかも当時はまだ誰も主役をやってなかったけど、約10年経った現在ではこのドラマから子供や親も含めて、あと後半にチョイ役で出る人も入れれば10人くらいは主演俳優に成長してます。なんていう人か知らないけど、このドラマのプロデューサーを、またはキャスティングした人を見習ってほしい。なんという先見の明だろう🤔
というわけで、まだ観てない人にはチョーオススメですのでぜひ😊
