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バッドガイズ〜悪い奴ら〜のkuuのレビュー・感想・評価

バッドガイズ〜悪い奴ら〜(2014年製作のドラマ)
4.0
『バッドガイズ~悪い奴ら~』
原題 나쁜녀석들。
オリジナルリリース2014年10月4日〜12月13日。
お話の数は、全11話。

一人の刑事が凶悪犯罪を犯した者たちを集め、そこに女性警部を加えた異色のチームを結成。そしてより大きな悪を掃討すべく活動していく。キム・サンジュン、マ・ドンソクらが共演した骨太のサスペンス・ドラマ。

誰もが世界を変えたいと思うが、誰も自分自身を変えようとは思わない。(トルストイ)
この言葉にあるモノにあがなう漢(オトコ)たちのドラマでした。
もし、ご覧になられたら、最終話のメイキングまで是非とも見てほしいな。

主要な漢(オトコ)たちのキャラは、風林火山みたいかな。

オ・グタク刑事役:キム・サンジュン『シティーハンター in Seoul』や『追跡者〔チェイサー〕』に出てた俳優さん。
作中は劇画に出てきそうなヤサグレ・デカ然としてるが味があり、冷たいようで情がある。

(頭脳)高いIQを持ち、最少年の連続殺人犯として知られるサイコパス殺人者イ・ジョンムン役:パク・ヘジン 『チーズ・イン・ザ・トラップ』や『星から来たあなた』にでてたイケメン俳優さん。スラッとした容姿やし、サイコパス役の感情を出さない演技が合致してた。

(力技)ソウルを掌握した暴力団組員のパク・ウンチョル役:
マブリー、マ・ドンソク。もうマブリーの嵌まり役の無頼漢ながらお茶目で根はやさしい。

(業師)優れた肉体と頭脳を持ち合わせる殺し屋のチョン・テス役:チョ・ドンヒョク『感激時代~闘神の誕生』にでてた俳優さん。坊主頭が似合うおっとこ前、殺し屋と云う職業を演じててアクションも素晴らしかった。

ユ・ミヨン役:カン・イェウォン『千番目の男』や『TSUNAMI-ツナミ-』に出てた俳優さん。瞳がデカイデカ役。デカイのは瞳だけではなく。。。態度もデカイがムチャ美しい。紅一点やね。

あらすじは、
ある雨の日。
女性ばかりを狙う奇妙な連続殺人事件が発生する。
警察庁長官のナム・グヒョンは、事件の担当刑事であった息子を犯人に殺され、犯人検挙のために停職中のオ・グタク刑事に復職を持ち掛ける。
横暴な捜査で別名“狂犬"と呼ばれるグタクは、相棒のユ・ミヨン警部に服役中の3人の凶悪犯たちを揃えるよう命じた。
減刑と引換にチームとして捜査に加わることになった彼らは、それぞれの持ち味を生かした捜査で犯人を追い始める。
しかし、事件は次第に彼らの過去とも交差していくのであった。。。


※⚠️↓↓↓ネタバレに触れる各エピソードのあらすじと感想っす⚠️
自己責任でお読みくださいましマシマシンガン。

一話目。
雨に泥濘夜、連続殺人事件を捜査中のポリスが追っていた犯人にザクッと刺殺される事件発生。
警察庁の庁長ナム・グヒョンは、 "狂犬"と呼ばれる刑事、オ・グタクを復職させて犯人逮捕を命じた。
オ・グタク登場は日本の時代劇ヤサグレ浪人を連想したかなぁ。
それに対して、 オ・グタクは収監中の犯罪者、これがまたキャラが濃い。
元暴力団員の パク・ウンチョル、
高いIQを持つ連続殺人犯のイ・ジョンムン、
そして殺し屋のチョン・テスの3人を自分の部下にするよう依頼するが。。。一触即発やって、もうドラマに嵌まりはじめた。

二話目。
"狂犬"の異名を持つオ・グタクの下に呼ばれた3人の凶悪犯は、 9人の女子を殺害した連続殺人犯の捜査のために集まっとった。
しか~し、チームとして共に行動するんじゃなく、各自のやり方で捜査を始める。
てんで、バラバラやんって、一人一人のキャラで韓国映画撮れそう。
中でもイ・ジョンムンは犯人が犯行に至った動機と、 同一犯の事件が他にもあることに気付く。
はぁ天才が早くも炸裂。
今後の推理に期待値アーップ。
その中で 唯一生き残った2人の被害者を訪ねた彼らは、彼らは、はぁ彼らは
、ふぅ彼らは(ひつこくて🙇‍♂️)恐ろしい証言を聞かされるっ‼️。

三話目。
ある日、ポリスは被害者と思われる女子からの通報を受けるが、 通報アルアル。
現場に駆け付けた時には、 すでにその女子は殺害されとったと来たもんだ。みのもんた今何処に?。
だが鑑識の結果、 遺体は通報してきた女子じゃなく、別の人物の遺体やと判明。
今回の事件が単純な拉致監禁事件でじゃ、組織立った臓器売買が目的であることに気付いた“狂犬たち"~ぃは、生存の可能性がある被害者を救うために、急いで捜査を開始するが。。。

四話目。
前回の事件から人身売買、臓器売買を行なう地下組織の存在が明らかになる。
しか~しっ!ポリスは確固とした証拠をつかめず、 誰~も逮捕出来ずにいた。 グタクはその地下組織を一掃するため、まずは証拠を掴もうと、 “仁川上陸作戦”を開始する。
果たして、果たして、はぁ果たしてこ の作戦により、犯人を突き止めることが出来るのか?
ほんで、 組織を掌握している“ファン女史”という人物を捜し出し、 潜入捜 査にあたる。
ファン女史かなり濃いキャラ、一瞬鼻の穴がピクッとしたん演技なら巧い。
宜保愛子クリソツ。

五話目。
都心の公園で猟銃の乱射事件が発生。 犯人は6発で6人を殺害してて、 数日前にも同じような事件があったことを知っ た"狂犬たち” ~ぃは、 またそれぞれの視点から2つの事件で残された 証拠を綿密に調査する。
減刑が目的で捜査する3人だが、 それ には深い理由があったのだったジゃジャーんジャージャー麺。
そないな中、第3の乱射事件が発生し、 追跡中に現場に居合わせたパク・ウンチョルは、 犯人の叫びから重要な手掛かりを得ることに。
あぁ漢と書いてオトコの情を熱く感じた回やったなぁ。
野郎のキャラたちをマジにキュンです。ぎゅんぎゅんにキュンです。

六話目。
2週間前、 パク・ウンチョルは自分が所属していたトンパン組の組長イ・ドゥグァンからイ・ジョンムンの殺害を指示されていたが、 結局、手を下さなかった。
すると予告通りイ・ドゥグァンはパク・ウンチョルを拉致して土の中に埋める。
その直後、車で移動中のイ・ドゥグァンが何者かに襲撃され、 拉致されてしまう。 偶然、イ・ドゥグァンの拉致事件を知った“狂犬たち"は、 追跡を始めるのだが。。。
毎回ハラハラするが、今回はカーチェイスやらマブリー生き埋め回やしどないすんのかドキドキして見たなぁ。

七話目。
チョン・テスの殺し屋の師匠イム・ジョンデが殺害された。
遺体を確認したチョン・テスは、 犯人は素人ではなく、 プロの殺し屋だと確信する。
その直後にチョン・テスの弟分である、 ウ・ヒョヌ(この役者さんもイケメンやった)が首を吊って自殺しているのが発見されるが、チョン・テスは他殺を疑 うのだった。
一方、 パク・ウンチョルはイ・ジョンムン殺しを指示した人物を突き止めるため、組長のイ・ドゥグァンを訪ねることに。。。
色々核心に迫ってきた。
飽きずに見れる今作品は個人的には脱帽すねぇ。

八話目。
イ・ジョンムンは2年前に、 自分自身の監視を依頼した男である チュ・ジョングクを訪ねる。
チュ・ジョングクは、イ・ジョンムン がファヨン洞連続殺人事件の犯人だと断定し、その上“最後の被害者は、オ・グタク班長の娘だ”と言い放つ。
一方、 オ・ジェウォン検事は、自分がチームに合流した目的は“狂犬たち”を解散させるためだとユ・ミヨン警部に明かす。
そして、 協力を求めるが。。。
ユ・ミヨン警部のプルルん唇とプルル胸にズキュンしとんのちゃうんかと突っ込みいれながら見たかな😃
それにしてもロケット🍈🍈やなぁ。
          
九話目。  
オ・グタクの娘が、 ファヨン洞連続殺人事件の最後の被害者であることを知ったユ・ミヨン警部。
オ・グタクに対して、娘を殺害した犯人であるイ・ジョンムンを殺すために、 パク・ウンチョル とチョン・テスに殺人を依頼し、 その計画が失敗すると2人を殺 そうとしたのかと尋ねるが。。。
そして、 徐々に明らかになったのは、オ・グタクと"狂犬たち”の複雑に絡み合う過去だった。
果たして、その過去とは?

十話目。
ユ・ミヨン警部の追及に対して、 オ・グタクは証拠を捏造してイ・ ジョンムンをファヨン洞連続殺人事件の犯人に仕立てたことを認め、自分が“狂犬たち” を呼び集めた理由を明かし始める。
その時、警部はオ・グタクを捕まえるため、ある罠を仕掛けていた。
一方、 トンバン組の組長イ・ドゥグァンが遺体で発見されたのをきっかけに、オ検事はパク・ウンチョルとチョン・テスに1つの 許可を与えるが。。。
かなり今回の話しで大どんでん返し展開で韓国ドラマらしい。

最終話十一話目。
怒りが限界に達した“狂犬”たち。
オ・グタクはイ・ジョンムンを、 チョン・テスはオ・グタクを、 そしてパク・ウンチョルはイ・ジョ ンムンを殺そうとする。
そんな中、 ナム・グヒョン警察庁長が何 者かに襲撃される。
助けに向かった “狂犬”たちだったが、 逆に庁長殺害の犯人に仕立て上げられてしまい...果たして、 真実を突 き止めようとする彼らの運命は?
残酷な悪縁の全貌が、 ついに明かされる。
嗚呼、最終話かぁと。
主要メンバーはどことなしに力入ってるかな(いつも力入った演技やけど拍車がかかってた)。
泪とか半分本気かなぁって感じた。

日本のドラマでは放映できないグロさもあってかなり良かったし、また、時間を開けて見返したいって思った作品でした。
個人的に主要キャラにかなり嵌まったのでスコア+0.5ポイントです。
kuu

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