そのじつ

ブレイキング・バッド SEASON 1のそのじつのレビュー・感想・評価

4.0
シリアスで気分が重くなりそーなのに、予想を裏切る展開やシチュエーションで思わず笑ってまう。クセになりそうなテイストとバランス。
1話だけだと、まだ「好き」と言えるほどのめり込まないが、脚本や監督が手練れであることは間違いないと感じられる。
続きも見よう〜

エピソード2
淡々と事態は進行してゆく。えっ、そうするの?じゃあ、後でこうなるのかな?というドミノだおしが止まらない。ドッキドキ。
しかしこのラストは最高だったな!気持ち悪くて跳び上がりつつ、笑いが込み上げてくる・・!
ドキドキと切なさとニヤニヤ笑いの波状攻撃でクラクラします。

エピソード3
シリアス。唯一の笑いは義理の弟が主人公の息子に麻薬の怖さを教える社会見学?
「クール」とか言われてますけど。あいつ、マッチョぶってて、いつか化けの皮が剥がれるんじゃないかと楽しみ。
そしてラスト。アメリカのドラマで、こんなに人殺しを悲しく撮るのは見た覚えがない。もし自分が同じ状況にあったらどうするんだろう、と考えざるをえない。主人公の演技が秀逸です。

エピソード4
家族に癌のことを伝えた主人公。そこで悲しみを乗り越えて・・なんてハートフルな展開をこのドラマが描くはずがない。
この人は科学者だけに?未来の予測を冷静に割り出し、愛する家族を守る道を取ろうとする。だが死の病を得た者の家族は、そんなにスッパリと割り切れるはずがない。生きられる日を1日でも伸ばそうと注力する。同時にそれが、現状かかえる恐怖や悲しみと戦う唯一の方法なのだ。それを奪うのは余りにも酷だ。

エピソード5
「人間の成分」を語り合う男女の回想シーンの意味がわかった時、ウォルターがどんな男なのかが少し見える。いいねえ・・
闘病の現実が見えた時、「生きる」ってなんだ?という疑問が頭の上に落っこちてくる。結局、家族に寄り添う事にしたウォルターがとるべき道はただひとつ・・。作劇が本当にすばらしい。単にエキセントリックなハプニングをぶっこんでくるモノとは全然違う。

エピソード6
肝が座ってきたウォルターが、凄絶にカッコいくなってゆく。
この男、どこまで行ってしまうのだろう…ワクワク。雷酸水銀!

エピソード7
冒頭から???となる。ウォルターが興奮するキッカケって。デッドオアアライブのスレスレで、欲情しているのだろうか。危険なヤツだ。
これまでに相棒ジェシーの背景も語られて、彼らコンビの関係も徐々に固まってきた。
ほかに頼るモノもない危険な世界で、猛獣を相手に前進を続けるふたり。
トゥコの全貌が明らかにされた時、ウォルターの科学のマグナムが火を噴くのかもしれん。楽しみ。