ゼロ

ブレイキング・バッド SEASON 1のゼロのレビュー・感想・評価

4.3
その教師、余命わずか。最後の賭けは麻薬精製。

主人公のウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン氏)が50歳で、化学教師として生活をしていた。教師の給料だけでは不十分であったため、洗車場のアルバイトも行っていた。ある日、洗車場で倒れ、病院に運ばれると肺がんであることが判明した。彼は、家族を守るために、麻薬ビジネスに手を染めるのであった。

闘病ものといえば闘病ものですが、主人公のホワイトの風貌はおじさんであり、相棒のジェシー・ピンクマン(アーロン・ポール氏)もパッとしない地味なキャストです。シーズン1もあり、ホワイトの麻薬ビジネスの葛藤やギャングも大人しくしています。海外だからこそ、麻薬を話の中心に持ってくることができ、50歳のおじさんを主役にすることができたのでしょう。

全編に渡り、シリアスではありますが、ホワイトが徐々に病気と麻薬ビジネスに侵されていく様は見物です。

アメリカの現実を見ることができるドラマです。
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