映画ケーン

ブレイキング・バッド SEASON 2の映画ケーンのレビュー・感想・評価

5.0
今回も最高だぜ!!

癌の治療費を集めるべく薬を作り売って儲けていたウォルター・ホワイトだが、どうも彼の癌が小さくなっていき、手術で摘出できそうだという事が分かった。
しかし、彼には嬉しい知らせではなかった。
ウォルター・ホワイトが作り出した彼の男性性の象徴でもあったハイゼンベルクが自分の中で少しづつ肥大化していたのだ。彼は死ぬのと同時にハイゼンベルクを殺せるものと思っていたが、それは叶わなかった。それどころか、どんどんハイゼンベルクに侵食され、自分を失って行く…

ウォルターの顔がどんどん怖くなっていく。

ダニートレホが出てきたから活躍するのだろうとワクワクしてたら一瞬で殺されてビックリ。しかも結構面白い死に方。

いつも思ったように話が進まないのは脚本、本当上手い。
映画とかでは、例えば『スカーフェイス』では(省略で)一瞬にして大金持ちになったりするから、「はやく売って金持ちなれよ」ってちょっとイラッとくるけど、物語そのものがそれによって面白いのでOKです。

それによって妻に捨てられてしまう。
ジェシーも友人と恋人をなくした。
失うものが多かった今シーズン、さて、次はどうなる?(*'∇'*)ワクワク
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